
一年で最も昼の時間が長くなる「夏至(げし)」。太陽のエネルギーが最高潮に達するこのタイミングに、なんとなく体がだるい、眠い、情緒が不安定になる――そんな“夏至体調不良”を感じたことはありませんか?実は、スピリチュアルの視点から見ると、夏至は単なる季節の節目ではなく、「宇宙エネルギーの転換点」とされ、肉体と精神、波動の大きな変化が起こる時期です。
目次
夏至に起きやすい体調不良のスピリチュアルな理由
太陽エネルギーのピークで“高次のエネルギー”が流れ込む
夏至は、1年の中で太陽のエネルギーが最も強くなる日。この日は、地球だけでなく人間のエネルギーフィールドにも高次の宇宙エネルギーが一気に流れ込むとされます。しかし、魂の準備や波動のバランスが整っていないと、そのエネルギーを受け止めきれずに“過負荷”を起こしてしまうことがあります。このエネルギーの過剰摂取は、
- 異常な眠気
- 頭のモヤモヤ感(クラウンチャクラの開きすぎ)
- 自律神経の乱れ
として表れやすくなります。
潜在意識の“書き換え”が起こる
夏至は、スピリチュアル的に「新しいサイクルの始まり」。そのため、潜在意識レベルの大きな書き換え=意識のアップデートが起こりやすいです。このとき、過去の古い思考パターンや不要な信念が“手放しのサイン”として浮上し、感情的な揺れを引き起こすことも。
- 理由のない不安や焦燥感
- 過去の記憶やトラウマが蘇る
- イライラ・気分の落ち込み
これらは、魂の新ステージに進むための「心の浄化プロセス」として現れることがあります。
陰陽バランスの揺らぎによる“波動の調整”
夏至は、陽(太陽)のエネルギーが極まり、そこから再び陰(静けさ・内面)のエネルギーが戻ってくる分岐点です。この“陽から陰への転換期”には、次のようなエネルギーのゆらぎが起きやすくなります:
- 心が外向き→内向きへと切り替わる
- 活動的なエネルギーから、静的なエネルギーへと移行
- 強い光が影を照らし出し、無意識の感情に気づかされる
つまり、体調不良は単なる疲れではなく、波動の再調整が進んでいる証と見ることができます。
夏至前後に起きやすい体調・精神的な変化
- 無気力になる(魂の再調整中)
- やたら眠い(波動の書き換えが進行)
- 体の熱がこもる(陽エネルギーの過多)
- 感情の波が激しい(インナーチャイルドの解放)
- めまい・ふらつき(エネルギーの入れ替え)
夏至体調不良を整えるスピリチュアルなセルフケア
意識的な“静けさ”を取り入れる
夏至以降は「陰の気」が少しずつ増してくるため、外側に向いていた意識を内側に戻すことが大切になります。
- ひとり時間を取る
- 深い呼吸を意識する
- 考えごとより“感じること”を優先する
- 無音や自然音の時間を過ごす
心を鎮める時間を持つことで、高次のエネルギーと自分の波動が自然と調和し、内なる平穏が戻ってきます。
クラウンチャクラ・第六チャクラのケアをする
夏至は、特に頭部(クラウン)と額(サードアイ)に強くエネルギーが流れ込みます。その影響で「頭痛・圧迫感・目の疲れ」を感じる人も。
おすすめのケア:
- 頭皮マッサージ(指の腹で優しく円を描くように)
- ラベンダーやサンダルウッドのアロマでリラックス
- 就寝前に額を冷やすor温めて緊張を緩和
- 月光浴や瞑想で“思考を静める時間”を持つ
ソルトバスで“不要なエネルギー”を洗い流す
エネルギー的なデトックスには天然塩を使ったお風呂が効果的です。
やり方:
- 浴槽に天然塩(粗塩)をひとつかみ入れる
- 10~15分ほどゆっくり浸かる
- 呼吸を整えながら「手放したい感情・疲れ」をイメージで流す
塩は、体にまとわりついた“他人の気”や“重い波動”を浄化し、魂のクリアリングにもつながります。
自然とつながることでグラウンディングを深める
高次のエネルギーに偏りすぎると、地に足がつかず「ふわふわ」「落ち着かない」といった感覚が出てきます。地球とつながるグラウンディング行動がおすすめです:
- 土や芝生の上を裸足で歩く
- 木のそばで深呼吸
- 自然の中で静かに過ごす
- 土に触れる(ガーデニング・陶芸・畑など)
心に浮かぶ“不安や違和感”を見つめて書き出す
夏至の体調不良とともに、感情面でのザワつきが出てきたときは、それを見ないふりをせずに、丁寧に見つめる時間をつくりましょう。
- なぜ不安になったのか?
- どんな出来事がきっかけか?
- どんな思考がぐるぐるしているか?
これをノートやスマホメモに書き出すことで、感情エネルギーが外に放出され、軽くなる効果が期待できます。
まとめ
夏至に起きる体調不良や心の揺れは、スピリチュアル的に見ると「魂の進化」のために必要な調整期間。無理に動こうとせず、ゆったりと休み、光と闇のバランスを取り戻す時間として過ごしましょう。「何もしたくない」「なぜかしんどい」――そんな自分を責める必要はありません。むしろ、本来の自分に戻るための再起動中と受け止め、穏やかに見守ってあげることが、夏至のエネルギーと調和する最高の方法です。