
「今日は赤口って書いてあるけど、なんだか気をつけた方がいい日?」
「結婚式や契約には不向きって聞いたけど、なぜ?」
「スピリチュアル的にはどんな日なの?」
そんな疑問をお持ちの方へ、赤口の持つエネルギーの特徴や、整えて過ごすことで“悪い日”を“浄化の日”へと変えるヒントをお届けします。
目次
赤口とは?暦の基本的な意味を詳しく
赤口(しゃっこう/じゃっこう)は、六曜の中で最も注意が必要な日とされ、「仏滅に次ぐ凶日」と表現されることもあります。
赤口の由来と意味
- 「赤」という字が表すのは「火」や「血」、荒ぶる力・争い・事故・怪我などに注意が必要な日という意味
- 「口」は“凶事を呼ぶ口”という解釈があり、「言葉のトラブル」「衝突」「発信のミス」なども象徴する
時間帯による吉凶の変化
時間帯 | 運勢 |
---|---|
午前中(6時~11時) | 凶 |
正午前後(11時~13時) | ★吉 |
午後(13時~18時) | 凶 |
このように、唯一「正午前後の2時間」だけが吉となる特殊な日です。この時間帯を“赤口の間日(まび)”と呼び、祈願・連絡・決断を行うならこの時間にと言われます。
スピリチュアルに見る「赤口」の本質とエネルギー
赤口の本質は、“気が乱れやすい日/浄化とリセットのための試練の場”です。ネガティブな出来事や気持ちに引っ張られやすく、他人との波動のズレが顕著になりやすい日とされます。
赤口がもたらすスピリチュアルなテーマ:
つまり赤口は、“見過ごしてきた感情・言葉・行動を整えるように求められる日”なのです。
赤口の日におすすめのスピリチュアルな過ごし方
朝の浄化ルーティンで「気の鎮静化」
- 白檀系のお香・浄化スプレー・ホワイトセージを使う
- コップ一杯の白湯で内側をクールダウン
- 深い腹式呼吸を5回以上。特に“吐く”ことに意識を向ける
自分の内側にある“余分な熱・焦り”を鎮めることが、運気の安定に繋がります。
「話す」「発信する」は慎重に
- 感情のままに言葉を発すると、予想以上に大きな波紋を生む日
- SNS・メール・電話なども、伝える前に一呼吸
- 言葉のトラブルが起きやすいため、冷静な対応を心がけましょう
特に午前・午後は“発信より受信”がおすすめです。
赤口の吉時間(11時〜13時)に合わせて行動を
- どうしても動く必要があるときは、この時間に決断・連絡・契約などを集中
- 午前中に準備、午後に休息、この「中間」が最も“気が通りやすい時間”です
正午前後は、“陰陽のバランスが一時的に整う特別な2時間”とも言われています。
夜は“火の気”を鎮めて一日の感情をリセット
- 塩風呂で“火”のエネルギーを水で中和
- キャンドルを1本灯して、呼吸を整えながら炎を眺める瞑想
- 「今日も無事でありがとう」と口に出して、1日を祈りで締めくくる
まとめ
赤口は、六曜の中でも特に注意が必要なエネルギーの強い日です。しかしスピリチュアル的に見れば、それは「不要なエネルギーを炙り出し、浄化するためのデトックスタイム」でもあります。感情・言葉・人間関係の“揺らぎ”を通して、自分自身の中心を見つめ直すチャンスの日と捉えることで、赤口は「不運な日」から「整える日」へと変化します。無理に動かず、余計な火花を散らさず、静かに過ごすこと。必要なときだけ整った意識で行動すれば、赤口の荒ぶる気を“浄化の力”に変えることができるのです。