
気づかぬうちに「運」を奪われている?
「最近、なんとなく疲れやすい」
「目立った理由はないのに、物事がうまくいかない」
「人と会った後にどっと疲れが出る」
そんな感覚に心当たりはありませんか?実はそれ、他人や環境によって“運気”が奪われている状態かもしれません。スピリチュアルの世界では、すべての人・場所・出来事には「エネルギー=波動」があるとされています。人と会えば言葉を交わすだけでなく、無意識のうちに気(エネルギー)のやり取りも行っているのです。これは言い換えれば、「エネルギーの交換」=「運気の交換」とも言えます。特に、以下のような場面では注意が必要です:
- 愚痴や不満をよく言う人と一緒にいる
- 人の感情に過敏に反応してしまう
- 人混みにいるとどっと疲れる
- 話していないのに相手の気分に左右されてしまう
- 家に帰っても“どこか気が重い”と感じる
これらはすべて、自分の波動が外からの影響で下がっているサインです。エネルギーを「奪っている側」には自覚がなくても、「奪われている側」は静かに疲弊していきます。そしてそれは、運気の停滞・人間関係の疲労・チャンスの減少・体調不良…と、さまざまな形で現れてくるのです。
もっと怖いのは、こうした運気の消耗が“慣れてしまって”自覚できなくなること。まるでじわじわと気づかぬうちに部屋が薄暗くなるように、自分の「本来の輝き」や「自然なエネルギー」が見えなくなっていきます。
だからこそ――今、「自分の運気を守る意識」を取り戻すことが、スピリチュアル的にもとても大切なのです。このコラムでは、そんな“気の奪われ”を防ぎ、運気を守るための具体的な方法や習慣を、スピリチュアルな視点からわかりやすくお伝えしていきます。
運気を吸い取られる主なシチュエーション
日常の中に潜む“エネルギー消耗”の落とし穴とは?
スピリチュアルの世界では、「人・場所・言葉・思考」のすべてがエネルギー(波動)を持つとされています。つまり、運気とは単に“運が良い・悪い”の話ではなく、自分のエネルギーが健やかに循環しているかどうかという状態のこと。ところが、気づかぬうちにそのエネルギーが“外部”によって奪われていることがあります。以下は、特に注意すべき「運気を吸い取られやすいシチュエーション」です。
ネガティブな会話が多い人と長時間一緒にいる
文句・愚痴・噂話ばかりする人のそばにいると、あなたの波動はどんどん下がります。スピリチュアル的には、言葉の波動が“場の気”を汚すため、気づかぬうちに心身が重たくなるのです。特に以下のような会話は要注意:
- 誰かを否定する話ばかり
- 被害者意識が強い
- 終始自分の不幸を語る
- 感謝の言葉が出てこない
共感しすぎると「共振」してしまい、自分の運まで巻き込まれてしまいます。
人混み・雑多な場所に長時間いる
駅・繁華街・大型商業施設など、人の感情や思念が渦巻いている場所は、それだけでエネルギーが混乱しています。とくに感受性の高い人は、他人のストレスや焦燥感を無意識に受け取ってしまい、急に疲れたり気分が重くなったりします。
【スピリチュアルな補足】
人が多い場所では“残留エネルギー”が漂っており、浄化されないままだと、波動の高い人が“吸着剤”のように吸い込んでしまうのです。
“気を遣いすぎる人間関係”に巻き込まれている
常に空気を読まなければならない
何かあるたびに自分が折れている
相手に合わせすぎて疲れる
これらは典型的な「エネルギーの消耗状態」です。表面上は良好でも、魂が“自由でいられない”ことにストレスを感じているため、運気が自然と滞っていきます。
不機嫌な人と同じ空間にいる
無言の圧力、ため息、強い感情の“場”は、空気全体のエネルギーを重くします。特に怒りや不機嫌を“我慢”している人がいると、それが空間全体の波動に染み込み、他の人まで重たくなる現象が起こります。
【スピリチュアル視点】
ネガティブな感情には“周囲を巻き込むエネルギー的な広がり”があります。不機嫌な人の近くにいると、自分の波動が一緒に落ちてしまいやすいのです。
SNS・ニュースを見すぎている
デジタルからもエネルギーは影響します。スキャンダル・怒り・不安・恐怖など、ネガティブな情報の波動を毎日浴び続けることで、感情が揺さぶられ、自分の波動が乱れていきます。
- ネットを見るたびに気分が下がる
- 自分と比べて落ち込む
- 怒りや不安を感じやすい
このような場合、画面越しに「運気を吸い取られている」可能性が高いのです。
散らかっている・古いエネルギーがこもった空間
物が多すぎる部屋、掃除していない玄関、空気の入れ替えをしていない家――こうした空間は“停滞したエネルギー”が溜まる場所となり、そこにいる人の波動を鈍らせていきます。スピリチュアル的には、物にも「記憶」があり、過去のエネルギーを保持しているため、整理・処分・換気はエネルギーの浄化に直結します。
“自分を責めている”とき
他人だけでなく、自分自身の思考や感情も運気を吸い取る原因になります。
- どうせ私なんて
- 頑張っても意味がない
- 誰にも必要とされていない
こうしたセルフトークが続くと、自己の波動を下げ、自分自身でエネルギーを漏らしてしまうことに。自分を肯定できない状態では、いくら運が良いタイミングでも、その流れを受け取れなくなってしまうのです。
運気を吸い取られないための7つのスピリチュアル習慣
人と会う前に“結界”を張るイメージワークをする
外出や対人の前に、「自分の周りに光のバリアが張られている」とイメージします。白や金色の光で身体全体を包み込むようにイメージすることで、エネルギーの流出入を自分の意識でコントロールできます。
「ありがとう」を口癖にして“波動の壁”を作る
「ありがとう」は最強の防御波動。人と接していて違和感を感じたときでも、心の中で何度か唱えるだけで、自分の波動が整い、低いエネルギーの侵入を防げます。
相手の感情に“巻き込まれない”意識を持つ
共感力が強い人ほど、無意識に相手の気分や言葉を“自分のこと”のように感じてしまいがちです。「これはこの人の課題」「私は私の場所にいる」と“心の距離”をとる習慣を持つことで、自分の運気が守られます。
帰宅後すぐに「エネルギーのシャワー」を浴びる
帰宅したら、手を洗う・うがいをするだけでなく、【自分の体にネガティブな気が付着している】と想定して、軽くお風呂に入る・白湯を飲む・好きな香りをまとうなどしてエネルギーを洗い流しましょう。
整理整頓された空間で“運の回復”をはかる
空間はエネルギーの“充電器”です。家の中が乱雑だと、不要なエネルギーが滞留し、自分の波動まで重たくなってしまいます。特に寝室と玄関はこまめに整えることで、運気のリセットと補充が自然と行われます。
“本音を言える人”との会話を増やす
本音を押し殺した人間関係ほど、自分のエネルギーが削られます。逆に、「安心して心を開ける相手」との対話は、魂のチャージそのもの。話すたびに自分が元気になる人を大切にすると、自分の波動も安定していきます。
“一人の時間”で気を整える
「孤独=寂しいこと」とは限りません。一人時間は、外からの気を断ち、内側の波動を回復させる大切な場。音楽、散歩、瞑想、香り、キャンドルなどを使って、魂が静かに戻るスペースを意識的に作ってみましょう。
まとめ
他人の言葉や感情、空間の波動、ネガティブなニュース……現代は、あらゆる方向から“気の影響”を受けやすい時代です。でも、自分のエネルギーを守り、回復させる方法は、実は日常の中にたくさんあります。
✔ 光のバリアをイメージする
✔「ありがとう」を唱える
✔ 本音を話せる人との時間を大切にする
✔ 空間を整える
✔ 自分だけの“気の回復法”を見つける
これらを日々の習慣にしていくことで、運気を吸い取られない「自分軸」がしっかり育ち、自然と流れがよくなっていきます。「疲れる相手」や「なんとなく重たい空気」を感じたら、それは魂が“守って”と言っているサインかもしれません。まずは、今日から自分のエネルギーを大切に扱うことから始めてみてください。