数え年とは?早見表・意味・満年齢との違いを解説

数え年(かぞえどし)は、生まれた瞬間を1歳とし、元日(1月1日)を迎えるたびに1歳ずつ加算する日本の伝統的な年齢の数え方。現在の日本では多くの場面で満年齢(誕生日ごとに年齢が増える)が使われるが、七五三や厄年などの伝統行事では数え年が用いられることがある。

数え年の数え方

  • 出生時点で「1歳」。
  • 毎年の元日に「+1歳」。
  • 例:1231日生まれは翌1月1日に数え年で「2歳」。

数え年早見表

※数え年の簡易計算方法新暦1月1日基準なら、対年の数え年=「対象年 − 出生年 + 1」

満年齢との違い

  • 数え年:出生「1歳」開始。新年(1月1日)ごとに加算。
  • 満年齢:出生「0歳」開始。誕生日ごとに加算。

数え年が使われる主な場面

  • 七五三:3歳・5歳・7歳の祝い。
  • 厄年:災いを避ける年の目安(多くの神社が数え年基準)。
  • 長寿祝い:喜寿・米寿・白寿などで用いられる場合がある。

現在の使われ方

日常生活や公的手続きは満年齢が基本。数え年は一部の神事・伝統行事・地域習慣で継承されている。

よくある質問

数え年の計算はどうする?

対象年 − 出生年 + 1。
例:2000年生まれの2025年は 2025−2000+1=26

どんな場面で使う?

厄年、七五三、賀寿(喜寿・米寿・白寿など)、神社の祈祷で用いられる。一方、法律・学校・保険・公的手続きは満年齢が基本。

早生まれや2月29日生まれの扱いは?

誕生日は関係なく、全員が元日(1/1)に一斉に1歳加算。うるう年の有無も影響しない。

厄年は数え年で数えるの?

多くの神社は数え年基準。男性は本厄254261歳、女性は本厄193337歳(前厄・後厄は各1年)。地域や神社で基準が異なるため案内を確認。

元日の基準は新暦?旧暦

現在は新暦の1月1日が主流。伝統を重んじる地域・寺社では旧正月基準の場合もあるため、参加先の案内を確認すると確実。

SNSもチェック