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インタビュー
Q. 占い師になったきっかけや、占いの道を選んだ理由を教えてください。
子どもの頃から「人の気持ちがふっと伝わってくる」感覚が強くて、相手が何を求めているのか直感的にわかることが多かったんです。12歳で単身イギリスに留学したときも、言葉より先に相手の心を読むようにして人とつながっていきました。
その後、飲食業や介護業など人と深く関わる仕事を通じて、「人の心に寄り添うこと」が私の天職だと実感しました。けれど、日々の悩みや不安を抱える人を前に、励ますだけでは届かない瞬間がある。そんなときに出会ったのがカラーセラピーとタロットでした。
色とカードを通して心を映し出すと、相手が自分で気づいていなかった想いが浮かび上がり、「そうだったんだ!」と笑顔になる。その瞬間が嬉しくて、占いの道を選びました。占いは未来を決めるものではなく、“心を整え、自分らしく一歩を踏み出すための道しるべ”だと信じています。
Q. 得意な占術はなんですか?
カラットセラピー、タロット占い、カラーセラピー、オラクルカード
Q. 得意な占術や、占う上で大切にしていることは何ですか?
私が占いで一番大切にしているのは、「相手の心に寄り添いながら、その人自身の力を引き出すこと」です。
占いは“未来を当てる”ものではなく、“未来を選ぶきっかけ”だと思っています。タロットや色が映し出すのは「今の心の状態」や「無意識の声」。それを丁寧に伝えることで、相手が本当に求めている方向へ自然と気づいていけるようにサポートしています。
また、占いを受ける方は不安や迷いを抱えていることが多いので、安心して話せる空気づくりも大切にしています。評価や否定をせず、どんな感情も“今の大事なサイン”として受けとめること。それによって心がほぐれ、前向きな答えが見つかりやすくなるんです。
私にとって占いは「答えを与える」ものではなく、「答えを一緒に見つける」もの。セッションを終えたときに「自分で選んで進んでいける!」と笑顔になってもらうことが、何より大切にしている想いです。
Q. 印象に残っている鑑定エピソードを教えてください。
印象に残っている鑑定のひとつに、仕事で大きな決断を控えていた方のセッションがあります。
その方は「今の職場を続けるか、新しい挑戦をするか」で迷い、不安で前に進めない状態でした。
セッションでは、まずカラーでその方の“本音”を映し出すと、「変化を望む気持ち」と「安心を求める気持ち」の両方が色に表れていました。さらにタロットを展開すると、新しい挑戦を選んだ未来に「可能性の広がり」と「出会いのチャンス」がしっかり示されていたんです。
その方は「本当は挑戦したかった自分」に気づき、セッション後に一歩を踏み出しました。後日「転職を決めたら不思議と応援してくれる人も増えて、未来が楽しみになりました!」と報告をいただき、私自身もとても嬉しかったエピソードです。
Q. 鑑定を通して、相談者にどのような未来を届けたいですか?
鑑定を通して私がお届けしたい未来は、「自分の人生を自分らしく歩んでいける未来」です。
人は誰でも迷ったり、不安になったりするもの。でも、答えはいつも自分の中に眠っています。カラーやタロットは、その“心の声”を映し出す鏡のような存在。私はその鏡を一緒に覗き込みながら、相談者さんが「本当はこうしたかったんだ」と気づけるお手伝いをしています。
未来は決められたものではなく、選び取っていくもの。だからこそ、鑑定を受けた方には「自分で選べる」「自分で動ける」という自信と安心を持って、笑顔で歩んでほしい。
私が届けたいのは、占いに頼る未来ではなく、“占いをきっかけに自分の力で切り拓いていける未来”。セッション後に「なんだかワクワクしてきた!」と顔が明るくなる瞬間が、私にとって最高の喜びです。
Q. 今後の目標・展望や、叶えたい夢はありますか?
今後の目標は、もっと多くの人に「カラットセラピー」を知ってもらい、占いを“特別なもの”ではなく“日常で心を整えるツール”として広めていくことです。
そのために、個人セッションだけでなく、講座やイベントを通じて「自分でも色やカードを使って心を見つめられる」学びの場を増やしていきたいと思っています。特に仕事や人間関係に悩む方、そしてこれから起業や挑戦をしていく方々に向けて、占いをビジネスや自己成長に活かせるよう提案していきたいです。
そして夢は、世界を旅しながら各地でセッションや講座を開き、国や文化を超えて“笑顔と安心”を届けること。ひとりでも多くの人が「自分らしく生きていいんだ」と感じられる未来を広げていきたいです。