悪の波動とは?|スピリチュアルに見る“低いエネルギー”との関わり方と守り方

悪の波動とは?|スピリチュアルに見る“低いエネルギー”との関わり方と守り方

悪の波動とは何か?|“魂や空間を乱す低波動”の正体

スピリチュアルにおいて「波動」とは、目には見えないけれど、すべての人・物・空間・言葉・感情が持つ“エネルギーの振動”のことを指します。この波動には高いもの(高波動)と低いもの(低波動)があり、悪の波動とは、この“低波動の集積”によって生まれる乱れたエネルギーの状態です。

悪の波動の正体とは?|“乱れた意識や感情”がつくる重いエネルギー

悪の波動は、単に“悪い人”や“邪悪な存在”から出ているものではありません。日常的な負の感情やエネルギーが、一定の濃度に達し、場や人、思念に溜まって濁ったものが「悪の波動」として現れます。具体的には次のようなエネルギーが集まった状態です:

  • 怒り、恨み、憎しみ、嫉妬、支配欲、攻撃性
  • 被害者意識、自己否定、無力感、ねたみ
  • 重くこもった空気、繰り返される争い、負の記憶が染みついた空間
  • 呪いや念、言霊による悪意のエネルギー

これらが混ざり合い、場や人に“重たくてネガティブな振動”として残るものが、「悪の波動」です。

なぜ“悪の波動”が生まれるのか?|感情と想念のエネルギー残留

スピリチュアルな世界では、「想いは形を持つ」とされます。人の意識や感情は、ただ発されるだけでなく、空間や物、他人のエネルギー場に“残る”ことがあります。たとえば:

  • 暴力や争いが起こった場所には、怒りのエネルギーが残る
  • 長期間にわたり悲しみやストレスを抱えた人の部屋には、沈んだ波動が溜まる
  • 嫉妬や恨みのこもった言葉が、空間に“刺”のように漂う

こうして、“浄化されずに残り続けた感情や想念”が、やがてひとつの「波動場(フィールド)」をつくり、接触した人に影響を与えることがあります。

人から出る“悪の波動”もある|心の乱れが放つ見えない毒

人はエネルギー体でもあり、感情が乱れると、その振動は周囲に影響を及ぼします。中でも「悪の波動」を発しやすいのは、こんなときです:

  • 他人をコントロールしようとする欲求が強いとき
  • 正義感を振りかざして相手を否定するとき
  • 自分の不満を無意識に誰かにぶつけているとき
  • 表面は笑顔でも、内心に強い怒りや妬みが渦巻いているとき

こうした波動は、表面ではわかりにくくても、繊細な人・感受性の強い人には“刺さるように”感じられることがあります。

悪の波動は“魂のズレ”がつくり出す

スピリチュアル的に言えば、悪の波動とは「本来の魂の道からズレたときに出てくる“ゆがんだエネルギー”」です。

  • 人を攻撃したくなる
  • 疑いや競争心に支配される
  • 欲や執着にとらわれて離れられない

→ これらはすべて、「魂が本当の光の道から逸れてしまっている状態」。その結果として、魂の周りに濁った波動がまとわりつき、“悪の波動”を放つようになります。

“悪の波動”の本質は、“未浄化の痛み”や“愛の欠如”

スピリチュアルな高次の視点で見ると、悪の波動とは、実は「悪い存在」ではなく、“愛されなかった悲しみ”や“認められなかった痛み”が形を変えて出てきているものとも言えます。つまり、悪の波動の奥には、癒されない心・過去の傷・満たされなかった感情が隠れているのです。だからこそ、悪の波動に接したときには「恐れ」よりも「理解」と「自分軸で整える力」が必要です。

悪の波動が与えるスピリチュアル的な影響

気分が急に重くなる・不安になる

空間や人からの低波動を無意識に受け取ると、心がザワザワし始めたり、焦燥感に包まれることがあります。

体が重だるくなる・疲れやすくなる

波動が乱れると、エネルギーの巡りが悪くなり、体調にも影響が出やすくなります。

ネガティブな出来事が重なる

 嫌なタイミング・小さなトラブル・誤解などが続くのは、“引き寄せる波動”が下がっているサインかもしれません。

直感や判断力が鈍る

魂が曇った状態では、「本当はこうしたかった」という感覚がぼやけ、思考もブレやすくなります。

悪の波動を感じやすい場所・状況

状況・場所 スピリチュアル的な理由
揉め事が多い職場 感情の渦がうずまくため、波動が乱れている
愚痴・悪口が多い人のそば 言葉のエネルギーが低波動を拡散する
長く空き家だった場所 “気”の滞りが多く、浄化されていない
一部のネット空間・SNS 見えない怒りや攻撃的なエネルギーが漂っている
嫌な夢を見た直後 潜在意識が“何かの波動”を感知していることも

悪の波動から自分を守るためのスピリチュアルな方法

“自分の波動を整える”ことが最大の防御になる

悪い波動は、自分の波動が不安定なときに入りやすくなります。だからこそ、日常の中で「自分のエネルギーを整える」ことが最も効果的な対処法です。

  • 感謝を言葉にする
  • 部屋を清潔に保つ
  • 自然に触れる(特に木や水辺)
  • 白湯や塩風呂で浄化する

→ これにより、自分のオーラが強くなり、悪の波動に左右されにくくなります。

身を守るアイテムを持つ(波動のシールド)

  • 水晶・ブラックトルマリン・オニキスなどの天然石
  • 神社のお守りや塩守り
  • 白・金・紫などの“高波動色”のアイテム

→ スピリチュアルアイテムは、悪波動を弾く結界のような役割を果たしてくれます。

“波動が低い”と感じたら、その場を離れる勇気を

直感的に「ここは落ち着かない」「この人のそばにいたくない」と思ったら、それはあなたの魂が発している大切なサイン

→ 無理をせずに距離を取ることで、自分の波動を保つことができます。

“光のイメージ”で自分を包む(エネルギーイメージワーク)

  • 白く明るい光が自分の全身を包んでいる
  • オーラの周囲に“金のリング”をイメージする
  • 「私は光で守られている」と唱える

→ これは目に見えない結界=スピリチュアルバリアとして作用し、波動の干渉を防ぎます。

まとめ

スピリチュアルにおける“悪の波動”とは、恐怖や怒りなどの重く不安定なエネルギーのかたまりであり、それに触れたとき、心や体、運気が少しずつ乱れてしまうことがあります。

でも、悪い波動を遠ざける最も効果的な方法は――「自分の波動を整えておくこと

あなた自身のエネルギーが明るく安定していれば、どんな波動も跳ね返し、むしろ周囲を浄化する“光の源”にもなれるのです。どうぞ、自分の内なる光を信じて、日々をやさしく整え、穏やかで健やかなエネルギーをまとってお過ごしください。

占い師のマッチングサイト「占いクラウド」で